アカペラ人に愛されるアーティスト「スティービー・ワンダー」

【この記事は、「アカペラアドベントカレンダー2024」の7日目の記事です】

こちらの動画は、おかのやともかさんのYouTubeチャンネルで公開されている「I wish × Superstition」のメドレーカバーで、2曲ともオリジナルはR&Bのレジェンド、スティービー・ワンダー(以下スティービー)です。

筆者の個人的な話で恐縮ですが、スティービーといえば父親が好きで家でよくCDで聴いていましたし、テレビCMにもよく使われていました。

ゴスペラーズが「ニュースステーション」のオープニング曲を担当していた頃(1998年頃だったと思います)、番組にゲスト出演してアカペラを披露したことがあって、そこで歌った曲がスティービーの「心の愛(I Just Called To Say I Love You)」だったこともはっきり憶えています。

それから時が経ち、筆者がアカペラサークルに入って驚いたのが、先輩方がプロアカペラグループのコピー演奏に励むのを聴いていて、スティービーのカバーアレンジの何と多いことか!でした。ビートルズやマイケル・ジャクソンのカバーも相当ありましたが、スティービーが随一だったという印象です。

心地よいグルーヴといい、コード進行の美しさといい、ハモること、アカペラとの相性がものすごく良いのでしょう。

上記の動画を観たとき、スティービーの素敵な原曲が、プロアカペラグループによって素敵にアレンジされ、さらにそのアレンジとオリジナル双方に魅了された若いアカペラ人たちが歌い継いでいく歴史の流れを感じて感動しました。

今回自分がこれまで聴いてきたスティービーアカペラを思い起こしながら、原曲とプロアカペラカバーを交互に並べたプレイリストを作りました。オリジナルとアカペラとの親和性に注目しながら、ぜひ聴いてみて欲しいなと思います。

アカペラアドベントカレンダー2024,次の記事をお楽しみに!