こんにちは!学生編集部のわくです。
先日、Vocal Japanが主催したTroy先生のオンラインセミナー「エンターテイナーとしてのアカペラアレンジ」に参加してきました!
今回はそのセミナーを受けての体験レポートになります。
講師紹介
米国フロリダ州発、The Edge Effectのリーダー兼ボイスパーカッショニスト。2001〜2004年には、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンでパフォーマーとして活躍。これまでにも数々の豪華客船やテーマパークでエンターテイメントの成功をおさめてきた。
世界最高峰のグルーヴを誇ると称されている、The Edge Effectの楽曲は彼がアレンジを手がけており、そのスタイリッシュな楽曲は世界中から定評を受けている。
セミナーの詳細
学生3000円・大人5000円と学生がお得な料金設定となっており、アーカイブも2週間ほど残っていたので、予定があり見れなかった方や、後から見返して復習したいという方にとってもありがたいセミナーでした。
また、セミナーは基本英語で展開されましたが、日本語の解説がついたスライドを共有されながら話が進んでいくため、英語が苦手な私でも不自由なく内容を理解することができました!
セミナーの流れ
アカペラ歴史の変遷
最初に、アカペラが世界でどのように変化していったのかを解説されました!
バーバーショップが誕生した頃から今までのアカペラの歴史について、アレンジの変化も踏まえながら非常に興味深いお話を聞くことができました。
なかでも、
「アカペラアレンジが時を経てどのように変化し、成長していったかを学ぶことは、必ずあなたにとって大きな力となります。」
というTroy先生の言葉はとても印象に残っています。
確かに、今あるアレンジは昔のアレンジから変化していった結果なので、元々のアレンジを知ることは今のアレンジをより深く知ることに繋がると感じました。
Troy流アレンジのいろは
ここからアレンジの方法についてのお話に入っていきます。
分かりやすく図で表されたスライドを見ながら、Troy先生がどのような事を意識してアレンジをされているのかという話や、私たちがアレンジをする上でヒントとなるような事を教えてくださいました!
特に、「アレンジをする前にマップを書いてどのようなアレンジにしたいかを推敲する」ことは、アレンジ初心者の私にとって驚きでした!
また、英語で書かれたシラブルの発音の違いなど、日本に居るとあまり意識しないようなことも丁寧にお話されていて、とても勉強になりました!
実際に楽譜を使ったレクチャー
その後は、Troy先生がアレンジされたアカペラ譜を見ながら解説を受けました。
楽譜を見ただけでは読み取れないようなアレンジのポイントや歌い方など、とても貴重なお話を聞くことができました!
また、やはり楽譜だけでは伝わらない事も多いので、楽譜が出来た後にバンドメンバーに向けてアレンジの意図を共有し、フィードバックを得ることは大事だと感じました。
その後、残り時間は質疑応答の時間でした。
英語での質問も多くありましたが、日本語での質問もVocal Japanの方が通訳してくださり、英語の苦手な人でも気軽に質問ができる様子でした!
参加者からの感想
講義も資料も英語だったので不安もありましたが、資料がとても分かりやすく、細かい部分まで教えていただけました。
アレンジの際、マップを作成して全体を俯瞰してみることが大切と教えてもらって、次のアレンジで試してみたいと思います!
前半はアカペラアレンジの潮流を紐解き、後半はアレンジの考え方やスタンスについての内容で、あっという間の講座でした!新たな発見があったのはもちろんですが、普段自分が心がけていることをTroy先生も実践されていると知り、自分のアレンジに自信を持つことにもつながりました。
始まる前は、「英語もアレンジも未熟な私がこのようなセミナーに参加して、果たしてついていけるのか。」という不安がありましたが、いざ参加してみるとアカペラアレンジについて分かりやすい英語で丁寧に説明してくださり、初心者の私でもとても楽しむことができました!
最後に
Vocal Japanからのメッセージ
Vocal JapanのShigeさんから最後にメッセージをいただきました!
本セミナーを受講された皆さま、ありがとうございます。
Vocal Japanが主催するセミナーでは、皆さまが楽しく音楽について学び、またセミナーを通じて講師含め皆さまがたくさん交流できるような運営を目指しています。
今後も様々なセミナーを企画してまいりますので、Vocal Japanの活動にご関心を持っていただけますようよろしくお願いいたします。
今回のセミナーを企画してくださったVocal Japanは今後も多くのセミナーを企画されるとのことなので楽しみですね!
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