効率の良い練習に「音取り」は必須
アカペラバンドの練習中にキーボードを使いながら音取りをスタートしている人はいないだろうか…?
より効率の良い練習をするには、練習中はハーモニーの響きを確認したり、歌うイメージを共有したり、ノリ感を揃えたり、「メンバーと一緒にできること」に専念することが大切である。
グループ練習はメンバーがいないとできないが、音取りは一人でもできることなのだ!
そして「事前に音取りをしてこない」ことが原因でアレンジャーを怒らせてしまったり、メンバーを怒らせてしまうことは非常に多いので注意しよう。
どこまでが音取り?
楽譜に書かれている音程を確認する工程のことを指す人もいれば、「なぜこの音程なのか」「アレンジャーの意図は何なのか?」「他のパートはどんな音程なのか?」「自分はコードの第何音なのか?」などの音程に含まれる意味を考えて解釈するところまでの工程を指す人もいる。
アカペラに慣れてきたら後者の意味合いでの音取りができるように意識してみよう!さらにアカペラが上達するはずだ!
これも「音取り」
ライブの演奏前にピッチパイプやキーボードで基準音を確認することがある。これも「音取り」と呼ぶ。
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