ロングトーンで僕と勝負だ
4声構成のバーバーショップスタイルでは、楽曲の後半に「タグ」と呼ばれる特有の盛り上がりセクションが存在する。タグの代表的な例として、1パートが数十秒に及ぶロングトーンを歌唱している間に、残りの3パートが複雑な和音を歌い続ける、というものがある。
JAM2015にも出場した東京大学LaVoce所属(現OB)のバーバーショップバンドcoiffeur(コワフュール)はロングトーンを生かした演奏が特徴で、2013年冬、coiffeurと視聴者のどちらが長くロングトーンを歌えるかを対決する「ロングトーンで僕と勝負だ」動画を公開。これ以降、全国のバーバーショップアカペラバンドがロングトーン勝負動画を上げることとなった。
アレンジにおけるロングトーン
楽譜制作ソフトの使用音源によっては、全音符が4分音符程度の長さでしか再生されないことがある。正しい音価で表現できるように音源の変更をするなどの工夫が必要。
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