【サークル史紀行 #2】駒澤大学鳴声刺心〜”心に刺さる本気”が織り成す、アカペラー達のサーガ〜

【サークル史紀行 #2】駒澤大学鳴声刺心〜”心に刺さる本気”が織り成す、アカペラー達のサーガ〜

こんにちは!AJP編集部のらたです。
アカペラの歴史をまとめるプロジェクト「Harmory-History(略してハモヒス)」

今回お送りするのは、1つのサークルの様々な代の方をお招きしてサークルの歴史をお聞きする「サークル史紀行(聞こう)」の第2弾です。

今回取材させて頂いたのは、駒澤大学アカペラサークル「鳴声刺心の皆さんです。サークル設立から数年でハモネプ出場を果たし、多くの人気バンドを生んできた鳴声刺心の歩みと現在の様子をお聞きしました!

ゲストの紹介

わっぴーさん(1期)

鳴声刺心に2009年から所属し、サークル副代表を務める。バンド「ラディッシュ」でハモネプ第14回大会に出場。サークル運営と並行して外部イベント企画も精力的に行い、アカスピ立ち上げにも関わる。

藤井さん(1期)

鳴声刺心に2009年から所属し、サークル代表を務める。2011年、バンド「ブーケ」でハモネプ第13・14回大会に出場。アカスピの創設者でもある。現在は、一般社団法人全日本アカペラ連盟(AJAA)理事。

河野心希さん(4期)

鳴声刺心に2012年から所属。バンドは「Trump」や「Tarte」として活動。インカレバンド「無糖BLACK」のメンバーとしてJAM2015本選に出場。「無糖WHITE」としてハモネプ第20・21回大会に出場。

たくろーさん(7期)

鳴声刺心に2015年から所属。サークル代表や渉外担当を務める。バンドは「GARÇON (ギャルソン)」や「Spell(スペル)」として活躍。執行代で1000人規模のサークルライブ開催を実現。

さおんさん(12期)

鳴声刺心に2021年から所属(本記事公開時点で現役生)。サークル代表を務め、バンドは「あむあむ」「BUNCH OF NOSE」で活動。コロナ禍の中で有観客ライブやサークル合宿を実現するなど、ウィズコロナ時代のサークル活動の充実化に奮闘している。

堀内さん(12期)

鳴声刺心に2021年から所属(本記事公開時点で現役生)。サークル副代表を務め、バンドは「あむあむ」「たけのこ」「檸檬音色°」で活動中。「」というインカレバンドにも所属している。

インタビュアー紹介

らた
らた

2011〜2014年度、早稲田大学StreetCornerSymphonyに所属。2018年より名古屋の社会人アカペラサークルA-radioに所属。また音楽投稿アプリnanaで「カペ羅太」の名前で多重録音などを不定期で投稿しています。

SIN
SIN

群馬で活動する社会人アカペラー兼CDコレクター。 上州あかぺら市場代表|騒戯屋☆歌劇団|アカペラCD1000枚所蔵 AJPでは主にハモヒスで活動する。

現在のサークルの様子

コロナ禍で新入生が減少

らた
らた

本日はよろしくお願いいたします!
早速ですが、サークルの現在の活動について教えていただいてもよろしいでしょうか。

12期 さおん
12期 さおん

入ったときがちょうどコロナで、同期(12期)は最初は10人ぐらいしか入らなかったです。サークルフェスティバルっていうもので勧誘が行われるんですけど、それも含めてサークル勧誘も一切できていなくて。

らた
らた

やはりコロナ禍の新歓は苦労されてるんですね。さおんさんご自身はどんなきっかけでサークルに入会したんでしょうか?

12期 さおん
12期 さおん

自分が入ったきっかけは少し特殊で、元々ハモネプでアカペラは知っていたんですけど、それよりも僕がお酒が全然飲めなくて。大学のサークルってお酒めっちゃ飲むイメージあるじゃないですか。それで、サークルのチラシをみてたら「うちはお酒を強要しません」って書いてあって。それで入りました笑

SIN
SIN

そうなんだ!それは珍しいね笑

アカペラサークルらしさを取り戻すために

12期 さおん
12期 さおん

今は全然お酒を飲む文化はないですね。そもそもコロナで何もできていなくて。僕が今3年生なんですけど、今年初めて合宿に行きます。
現在は全体で127名在籍してますが、1年生が50人以上いて、1,2年生が大半をしめていますね。

SIN
SIN

おぉ、後輩が結構入ったんですね!

12期 堀内
12期 堀内

なんとか立て直しました。今はサークルが水曜日と土曜日にあって、夏ライブの練習があるんですけど、その前か後に、公園かサークル活動用の部屋とかでバント練習をしています。各期のライブの練習も、全員で一曲を練習するという感じです。

7期 たくろー
7期 たくろー

僕らの頃もそうでしたね。めっちゃバンドを掛け持ちしてる人だと水曜日と土曜日以外にも練習をしたりして、全然バイトできていない人とか居ました笑

らた
らた

コロナ前のサークルの姿が少しずつ戻ってきているんですね!

12期 さおん
12期 さおん

サークル活動は大学側から制限をかけられていたので、なかなか思うようにできなくて。「合宿やるから俺を信じてくれ」と後輩を口説いて巻き込んでいきました。大学に学生部みたいなところがあるんですけど、そこと話しをして、今年、コロナ以降初めての合宿を行う予定です。

2022年3月8日に行われた有観客のサークルライブ「彩」のエンディング

サークルの立ち上げ

ゴスペラーズからのエール

らた
らた

続いてはサークルの立ち上げについてお聞きしたいのですが、鳴声刺心というサークルはどんな経緯で設立されたのでしょうか?

1期 わっぴー
1期 わっぴー

設立の経緯を説明すると、サークル創設者は高校生の頃に長崎の五島列島でアカペラをやっていて、演奏をYouTubeに上げていたら、それをゴスペラーズさんが見て下さって、後日五島列島まで歌いに来てくれたんです。その時、ゴスペラーズさんから「大学に入ってもアカペラ続けて欲しい」って言葉をかけてもらって、大学でもアカペラをやろうとしたら、入学した駒澤大学には当時アカペラサークルがなかったので、サークルを作ったんですね。

らた
らた

なんと!僕もゴスペラーズが好きで、昔その動画も見ていたのでびっくりしました!

1期 わっぴー
1期 わっぴー

立ち上げの時はビラ配りしたり、mixiを使ったり、知り合いに声を掛けたりして、メンバーを集めました。だから最初はインカレでした。当時は2009年、ハモネプの影響もあり結構人が集まったそうです。

らた
らた

サークル名の「鳴声刺心」はどんな由来から生まれたのでしょうか?

1期 わっぴー
1期 わっぴー

サークル名は、最初の頃に所属していた方が考えたらしく、「自分たちの心の鳴き声のような歌声でみんなの心を刺したい」という意味を込めて造語を作ったそうです。

横の繋がりを広げていった

SIN
SIN

かっこいいサークル名ですよね!藤井さんが入ったのはどのタイミングだったんでしょう?

1期 藤井
1期 藤井

僕が入ったのは、20人くらい集まった頃でした。僕は最初、平社員以下のようなレベルで、サークルのベストメンバーを集めてライブをやるぞってなったときも選ばれず、お客さんと同じ席で見ていましたね。

SIN
SIN

楽譜はどうしていたんですか?

1期 わっぴー
1期 わっぴー

当時アレンジをできる人がいなかったので、楽譜は購入していました。途中から、横のつながりを積極的に作りにいっていて、他のサークルの人からもらったりもしていましたね。

1期 藤井
1期 藤井

最初は1,2年生しか居なくて、ツテも無いし教える人も居なかったから、外部のライブを観に行って、出演者に話しかけて他のライブに出させて頂いたりしてました。

1期 わっぴー
1期 わっぴー

あと、サークル設立当時からHearty-voxのメンバーの皆さんにはすごくお世話になっていました。アカペラに関することは全て彼らから学んだと言っていいくらいです。

SIN
SIN

おー!彼らと深い繋がりがあったんですね。

Hearty-vox2004年結成。高校生グループとしてライブハウスを中心に活動した後、ハモネプ第7回大会(2009年)出場。細井涼介氏(現在作編曲家, アカペラプロデューサーとして活躍)、吉谷晃氏(元SMELLMAN)、岩城慧氏(元JARNZΩ)、kikuri氏(元PermanentFish)、といったメンバーが所属していた。

ハモネプを目指す

らた
らた

ハモネプ出場を目指すようになったのはどんなきっかけからですか?

1期 わっぴー
1期 わっぴー

代表だった創設者がサークルを離れることになり、次の代表を決める選挙をやったんですが、そこに藤井が出て、「ハモネプに2バンド出します」という公約を掲げたんですよ。

らた
らた

えー!いきなりですか!

1期 藤井
1期 藤井

若気の至りですよね(汗)。それで、「Take it easy」というイベントでHearty-voxをはじめとした先輩ゲストを呼び、そこからたくさん学んだんです。最終的に 2011年のハモネプ(13回大会)にブーケというバンドで、その次の回にはブーケとラディッシュで出場することができました。

「ラディッシュ」と「ブーケ」
らた
らた

同じサークルから2バンドはすごいですね!

1期 藤井
1期 藤井

とにかくハモネプに出場しないとサークルが盛り上がらないと感じたから、自分が代表になってからはそちらに舵を切ったんですが、僕はブーケに命をかけ過ぎてサークルの新人バンドの世話を全然しないひどい先輩だったので、めちゃくちゃ怒られました(汗)。

SIN
SIN

ハモネプに出たことで後輩のリアクションはどうでしたか?

1期 わっぴー
1期 わっぴー

まあまあっていう感じでしたよ笑。

SIN
SIN

出ないよりは出たほうが良いよね笑。

1期 わっぴー
1期 わっぴー

でも結果的にサークルにつながる部分もあると思ってやっていたところもあったので。

1期 藤井
1期 藤井

当時は今よりもハモネプの影響が大きかったですよね。渋谷で声をかけられることもありました笑

らた
らた

マジですか!

1期 わっぴー
1期 わっぴー

こんなふうにハモネプを絡めた形で自分たちが土台を作って、中身の充実は次の代の人に任せるという感じでしたね。

立ち上げから約5年後

「飛躍」を目指して

らた
らた

続いて、心希さんが現役の頃のサークルの様子をお聞きしたいです。

4期 心希
4期 心希

自分は4期で、藤井さんやわっぴーさんが4年生の時に入ったんですが、「1期と2期はカオス。3期で整理してくれた」というイメージがあります笑。4期の僕らはどうしたらこのサークルを成長させることができるかをいつも考えていて、「飛躍」という想いを掲げ活動していました。

らた
らた

毎年そういったコンセプトを決めているんですか?

4期 心希
4期 心希

他の代は分からないんですけど、自分たちの代の時は、言葉があった方がいいんじゃないかということで「飛躍」と掲げました。1期の方が土台を整えてくれたので、サークル運営はしやすかったです。良い意味で先輩を使うというか、面倒を見て貰いながら、サークル外からの風を積極的に取り入れるようにしていました。

SIN
SIN

その頃のサークルの人数は?

4期 心希
4期 心希

100人は超えてたと思います。ちょうどサークルが大学の公認になることができた時が自分たちの代でした。

無糖BLACK/WHITE

らた
らた

心希さんはインカレバンド「無糖BLACK/WHITE」でも活躍されていますが、いつ頃結成されたんでしょうか?

4期 心希
4期 心希

無糖BLACKは2年生の後半に結成したんですが、最初は結果が全然出なかったんです。4年生になってTwitterで動画をあげるようになって、それが上手くハマってそこから認知度がぐっと高まった感じでした。

1期 藤井
1期 藤井

瀬戸内ジャクソンの弟分みたいな感じだったよね。

4期 心希
4期 心希

瀬戸内ジャクソンは学年が2個上の方々で、結構かわいがってもらっていました笑。

瀬戸内ジャクソン2011年結成。慶應・東大・横国・早稲田からメンバーを集めた最強インカレグループとして、JAM・KAJa!・アカスピと全国大会を総ナメに。現在YouTuberとして活躍するしらスタ氏も所属。

ハモネプ出場で存在感

4期 心希
4期 心希

その4年生の頃(2015年)に大会でも結果を出すことができて、ハモネプにも「無糖WHITE」で出場しました。

SIN
SIN

テレビに出てさらに知名度が上がった感じがありましたよね。背徳の薔薇のメンバーは代でいうとどのあたりですか?

4期 心希
4期 心希

背徳は2,3,4,5期ですね。ちょうど代が重なっている感じです。無糖と同じタイミングでハモネプに出場しました。

SIN
SIN

知っている人からすると鳴声刺心はめっちゃハモネプに出てる感じがあります。鳴声刺心は、アカペラを売るというか、キャラ作りとかをすごく考えているイメージがあるんだけど、実際どうですか?

4期 心希
4期 心希

たしかに、いかに目立つかみたいな考えはありましたね。そのベースはやっぱりサークルを創り上げてこられた先輩方からきてると思います。

立ち上げから約10年後

YouTubeの影響

らた
らた

次に、たくろーさんが所属していた時代について伺いたいと思います。

7期 たくろー
7期 たくろー

自分が入るときはもう無糖とかが憧れの的になっていて、ハモネプを見て鳴声刺心に入った人は多かったと思います。また、YouTubeからアカペラに興味を持つ人も多かったんじゃないかなと思います。多いときは180人くらい居ましたね。

らた
らた

大変な規模になってきますね!

7期 たくろー
7期 たくろー

めっちゃ多くなって、その人数をどうやって同じ方向に向かせるかが難しかったし、自分が一番頑張ったことでもありますね。

1000人ライブ実現へ奔走

らた
らた

スポンサー探しにも奔走されたそうですが、どんなことをしていたんでしょうか?

7期 たくろー
7期 たくろー

サークルライブをがっつりやりたい!となって、 サークル員の会費だけでは運営できなかったので、駒澤近辺の企業や渋谷でスポンサーを募っていました。営業みたいな感じで、100社ぐらい電話しましたね笑。また渉外として他サークルも訪問していました。

SIN
SIN

すごいなぁ!もう仕事みたいになってる笑。

7期 たくろー
7期 たくろー

自分が3年生の時に1000人規模のサークルライブをやろうと決めて、それを基準にお金を集めたり、動いていました。

ハモネプ空白期だった

SIN
SIN

社会に出た後に活かせそうな経験ですよね。その頃はハモネプってどうだったっけ?

7期 たくろー
7期 たくろー

実は自分たちの頃はハモネプが無くて、出場することができなかったんです。ちょうど卒業してから復活したので、出たかったな〜と思います。

ハモネプが無かったハモネプの開催は第20回大会(2015年)から第21回大会(2019年)の間にブランクがあり、たくろーさんの世代はちょうどその期間がサークル現役でした。

革命&真剣勝負

7期 たくろー
7期 たくろー

僕らの代もコンセプトを漢字で表すみたいなのがあって、「革命」でした。

らた
らた

気持ちが前面に出ていますね!

4期 心希
4期 心希

グイグイ行く代と、それを整備する代が交互にきている感じでした笑。僕らの後の5期の人達も色々と固めてくれて。

7期 たくろー
7期 たくろー

運営は事務作業担当とか宣伝担当とか、役割が明確に分かれていたので、各々が動きやすかったです。1000人ライブでは、準備の段階で友達と喧嘩をした。人生で初めて怒号を浴びせあったりもしました。

SIN
SIN

それだけ本気だったということですね。

サークルの風土

意外な(?)サークルあるある

らた
らた

皆さんが思う「鳴声刺心あるある」「鳴声刺心らしさ」を教えて頂けますか?

1期 藤井
1期 藤井

まずアカペラと直接関係ないのでサークル風土と言えるかわからないんですけど、大学卒業後就職するけど仕事辞めて起業する人が結構います。

らた
らた

そうなんですか!

1期 藤井
1期 藤井

サークルのことで言えば、週2回ある全体会の後にはご飯を食べる流れになるんですが、「新や(しんや)」という行きつけのお店があって、アカスピの構想も生まれたんです。わっぴーが「全国大会しよう」って。

SIN
SIN

全体で週2回も集まるんですね!

1期 藤井
1期 藤井

そうなんです。僕が代表になったときに週2は多くない?って思って減らしたら、サークル員が一気に減ってしまいまして(汗)、それで週2に戻しました。

全体会はメリハリを大事に

らた
らた

全体会の雰囲気は、各期どんな感じでしたか?

1期 わっぴー
1期 わっぴー

1期の雰囲気は「遊び」でした笑。サークルライブ前になるとちょっと頑張るという感じで。

4期 心希
4期 心希

それでいうと自分たち4期は真面目にやっていたかもしれないですね。結構ガチで週2回練習していたので運営が大変でした。4期の運営陣は全体会が終わるごとに反省会してました。

7期 たくろー
7期 たくろー

ぼくらの代も心希さんの代と同じように結構しっかりやってましたね。サークルライブが終わった後は2時間みっちり反省会もあって、次のライブに向けての改善点を考えたり。でも、ふざけるときはちゃんとふざけあっていましたよ笑。

4期 心希
4期 心希

自分たちの代も、しっかりやる中で遊ぶときは遊んでました笑。外での練習の時に水風船大会しましょうとか笑。

12期 さおん
12期 さおん

今は全然コロナとかで遊べないのもあって、結構真面目ですね。12期の全体会では、誰かがこしょこしょ話をしていたら「誰がしゃべってる?」って言われたりしています。割と部活に近い感じです笑。

7期 たくろー
7期 たくろー

自分の代もわりとそんな節がありました笑。

1期 わっぴー
1期 わっぴー

マジか笑。でもある程度大きな組織で動いていくとなると、そうやってまとめていくのも大事だよね。

12期 堀内
12期 堀内

最近は飲み会とかもできるようになってきて、交流の場ができてきましたね。

サークルライブでのこだわり

7期 たくろー
7期 たくろー

あとは、サークルライブは演出にこだわっていますよね。心希さんの代の影響を受けて、ダンス部出身のメンバーが指導して、歌に加えダンス練もやってきた。衣装もこだわりがあり、生地から買ったりしていました。

4期 心希
4期 心希

どの代もそうだと思いますが、先輩を超えていかなきゃ!という想いがあったので、常に色々とアイデアを考えていましたね。

1期 藤井
1期 藤井

1期の頃も演出は工夫していましたね。わっぴーが「バンド紹介映像からの演奏」という仕組みを作ったんです。今は当たり前ですけど、当時としてはかなり画期的だったと思います。

現役生がのびのびできる環境

SIN
SIN

OBOGのサークルへの関わり方はどんな感じですか?

1期 わっぴー
1期 わっぴー

どの期の時も OBOGは現役に対してあまりうるさくなかったんじゃないかなと思います。

7期 たくろー
7期 たくろー

そうですね。良い意味で放任主義な所があるので、動きやすかったです。逆に後輩から教えて下さいとお願いすれば、親身に教えてくれたり、一緒に食事に行って演奏のフィードバックをくれたりします。距離感が良くて、現役はのびのびと活動できていると思います。

12期 さおん
12期 さおん

今はコロナ禍の影響でOBOGとの交流は減ったかもしれないので、これからまた繋がりを増やしていきたいです。

現役のサークル員へひとこと

らた
らた

たくさんのお話、ありがとうございました!最後に、今の現役生の皆さんへメッセージをお願いします。

7期 たくろー
7期 たくろー

大会とかで有名になりたいと思う子が多いかもしれないけど、大前提として楽しんでほしいし、自分の好きな曲を歌ってほしいなと思います。頑張ってください。

4期 心希
4期 心希

OBOGはいつでも味方なので、思いっきりやってもらって。何か困ったときはいつでも声かけてほしいなと思います。

1期 わっぴー
1期 わっぴー

ここ数年はコロナで大変だったと思うけど、大変な時はぜひOBOGを頼ってほしいすね。サークル運営については、その時々にあったやりたいことをやればいいと思うし、誰もが楽しめるサークルであってほしいなと。のびのびと自由に。

1期 藤井
1期 藤井

まずは、好きなことをやってほしいですね。後は、ここまで話してきた中で、各期にアイデンティティーがあったと思うんですけど、どの代も共通して言えることが、みんなが向いていない方向に走るっていうのがあったと思います。みんなが向いている方向をあえて向かないのも面白いかもと思います。ぜひ頑張ってください!

SIN
SIN

ありがとうございます!現役のお2人はいかがですか?

12期 さおん
12期 さおん

すごく参考になったことがたくさんあったので、それを活かしてこれからもっと鳴声刺心を盛り上げていこうと思います!

12期 堀内
12期 堀内

頼れる先輩がたくさんいらっしゃることを改めて実感したので、何かあれば声かけさせていただくと思うんですけど、その時はよろしくお願いします!

らた
らた

鳴声刺心のこれからを楽しみにしています。本日はお忙しい中ありがとうございました!

おわりに

サークル概要

サークル名鳴声刺心
設立年2009年
ホームページ
各種SNSTwitter

編集後記

わく
わく

本記事の書き起こしを担当させていただきましたが、どの代も非常に行動力があり、「サークルを良くしたい」という強い想いが伝わってきました。そういった想いが尊重される雰囲気だからこそ、ハモネプ出場や1000人規模のサークルライブの開催といった結果にもつながっているのではないかと感じます。鳴声刺心のみなさんの活躍を、これからも楽しみにしております!

Shige
Shige

今回議事録担当でしたが、皆さんが仲良くお話されているのを見て、本当先輩後輩のつながりが強いサークルであることが伝わってきました。そしてサークルの風土を大切にしつつ、サークルをより良くしようと各期が奮闘している姿を知り、すごく幸せな気持ちになれました。お忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました。今後の鳴声刺心の更なるご活躍を心から応援しています。

らた
らた

2014年頃から「無糖BLACK」や「背徳の薔薇」の活躍をリアルタイムで見ていたので、今回お話を伺えるのが楽しみでした。インタビューを通じて感じたのは「ドラマチック」「アグレッシブ」「実行力」といったキーワード。ドラマのようなサークル設立から始まり、時にぶつかり合いながらも各時代で夢や目標を掲げ、形にしていく鳴声刺心の皆さんのエネルギーに圧倒されました。楽しい時間をありがとうございました!

SIN
SIN

私はアカペラサークル出身ではないので、サークルの発展や先輩後輩の関係などがとても新鮮で楽しく聴けました。また、知っているグループ名なども出てくるので、アカペラの横の繋がりなど非常に興味深く、あっという間の時間でした。皆さん、お忙しい中ありがとうございました!

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