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【第2回ハモネプ王者&PAエンジニア】野口大志さんにインタビューVol.3「1年でアカペラがこんなことになるなんて」

インタビュー

本記事はアカペラ総合メディア「ハモニポン」の閉鎖に伴い、AJP編集部に移管された記事です。一部表示が乱れておりますがあらかじめご了承ください。

こんにちはJぺいです!

先週に引き続き、第2回ハモネプ王者”レプリカ”のメンバーで現在はPAや作曲家としても活動される野口大志さんのインタビューです!

Vol.1 「ドラマティック過ぎるアカペラとの出会い」
Vol.2 「ラストライブのつもりが、まさかのハモネプ放送開始」

今週でついに第3弾ですが、いよいよをもってハモネプが放送開始、そして日本で一大アカペラムーブメントが、、、! 

先に謝らせていただくと激動な時期のお話すぎてやたら赤太字が多いです。(笑)

ハモネプが放送開始!

Jぺい
Jぺい

当時のハモネプには2回とも出演したんですか?

大志さん
大志さん

うん。当時は今みたいに点数がつくわけでもなく、ただアカペラを披露する企画だったんだけどね。

Jぺい
Jぺい

なるほど!大会じゃなかったんですね!

大志さん
大志さん

帰りに粗品を頂いて、「これでお疲れ様でした」となって。
他の出演者達や、お世話になったスタッフの方々とも会えないと思ったら、なんかちょっと寂しいなと思いつつ、高校生活を続けてたら。。。。(笑)

Jぺい
Jぺい

つづけてたら、、?!(笑)

大志さん
大志さん

「今度は全国大会やります。もし宜しければ関東予選に出ませんか?」

Jぺい
Jぺい

キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!

ハモネプが全国大会に!

大志さん
大志さん

そこから運良く関東予選を勝ち残って、一回目のハモネプ全国大会に出て。でも結局負けちゃったんだよね。

Jぺい
Jぺい

なるほどとんとん拍子の中で、ついに負けも経験したわけですね。
でも、そんな勢いじゃ周りからの反響ってやばかったんじゃないですか?

大志さん
大志さん

うん、すごかったね。
だから、その反響とか期待に応えなきゃいけないんじゃないかと思ってた。もっと練習して、新曲も出さないといけないって。

Jぺい
Jぺい

高校生がどんどん追い込まれていく。。

大志さん
大志さん

でも僕らも、アカペラだけに時間を注げるわけじゃない。それぞれの生活がある。そういう風にメンバーのモチベーションに差が出てきて、ちぐはぐしてきてた。

Jぺい
Jぺい

楽しくて始めたはずのアカペラだったのに、、ってやつですね。
あるきがするなぁそういうタイミング。

大志さん
大志さん

今思えば、自分達の実力が追いついていなかった。ここまでとんとん拍子に来ちゃってたから、頑張っていればこのまま勢いで優勝できるだろうって、どこかで思っていたのかもしれない。

Jぺい
Jぺい

ハモネプ優勝できなくて凹む高校生ってすごいなぁ(笑)

大志さん
大志さん

そのあと二回目の大会にもお誘い頂いたけど、、負けたことで一気にモチベーションも下がって、活動休止するかどうか話し合ったくらい。

Jぺい
Jぺい

それでどうなったんですか…

大志さん
大志さん

やっぱり悔しいよねってなった文化祭に出たとき、ストリートライブしたとき、あんなに楽しかったのに。このまま終わるのは、やっぱり嫌だよねって。

Jぺい
Jぺい

それで第二回に出場して優勝すると。。。映画みたいなストーリーだ。。

大志さん
大志さん

本当にね。
でもあのとき負けも勝ちも、両方経験できて本当に良かったと思うよ。どちらの気持ちもわかる。だから今、アカスピやJAMを見ているとその時を思い出して懐かしい気持ちになるんだ。

Jぺい
Jぺい

(いい人だ。。)

アカペラが一大ムーブメントに

Jぺい
Jぺい

その頃からハモネプやゴスペラーズの影響で、日本にアカペラムーブメントがやって来るわけですね。
当時を振り返ってみて、どうでしたか?

大志さん
大志さん

あの時はすごかったやっぱり!大宮駅を歩いてるだけで、僕でも声かけられたりとか。
レプリカとしての人気というよりも、『アカペラ』っていうのがひとつのムーブメントとして、今この国ですごいことになってるんだなという感じだった。。

Jぺい
Jぺい

想像もつかない状況だなぁそれ。

大志さん
大志さん

一年前は、学校で誰もアカペラなんて知らなくて、アカペラしてるのが恥ずかしくて、廊下の隅でひっそり練習してたのに。(笑)
たったの一年で、こんなことになるんだなって。

Jぺい
Jぺい

その波を創り上げた中心にいたんですもんね。すごいな。
そういった世間のアカペラムーブメント対して、どのような感情を抱いていたんですか?

大志さん
大志さん

純粋にうれしかったよ。
ゴスペラーズの曲がオリコンチャートに入って、学校でお昼の時間に『ひとり』が流れたときとか、めちゃめちゃうれしかった。
自分たちがやってきた音楽が、やっと世間に認められているっていう感覚。そのきもちが一番にあったかな。

Jぺい
Jぺい

そういった世間の潮流の中で、徐々にアカペラサークルというものが全国に増え始めたわけですね?

大志さん
大志さん

そうだね…

Jぺい
Jぺい

そしてぼくらが今ここにいることが出来ていると。
ひょー
歴史ここにあり
ですね…

たった1年で、それまで世間で広くは認知されてなかった”アカペラ”という音楽が、日本で一大ブーム。。。という今ではちょっと想像のつかない状況。

そんな中、大志さんはプレイヤーではなく、PAとして音楽に関わっていくことを決意します。次回はそんな、表舞台から裏方へ、支える側へと回った大志さんのその後についてのお話をお聞きします!

野口大志
高校時代にアカペラグループ「レプリカ」のベースヴォーカルとして活動し、2001年フジテレビ系番組「力の限りゴーゴゴー!!」内『第2回全国ハモネプLEAGUE』にて優勝。現在はPAエンジニアとして、都内ライブハウスや、アカペライベント『JAM』『50Fes』、多くの大学アカペラサークルライブ等のPAを担当。『A cappella Spirits! DVD』のサウンドミキシングも務める。また、作曲家として前田敦子やBitter & Sweetといったアーティストの楽曲や、テレビ東京系「ゆうがたサテライト」のテーマ曲等、幅広い楽曲提供を行なっている。

Jぺい(インタビュアー)
2010年に駒澤大学鳴声刺心でアカペラを初めて以来、その魅力にハマりV系アカペラグループ「背徳の薔薇」やエンタメ集団「ジャスティンヒーハー」で大活躍。新しいことへのチャレンジに対する欲求が変態レベル。

たいらく(書き起こし)
Jぺいの後輩。ライター志望。行動力の塊。