マイクのグリップの先からコードがのびているものを有線マイクと呼びます。
コードはミキサーやアンプに接続され、音響担当者(PAさん)がリアルタイムで音の出方を調節します。
ステージからPAさんまでは距離があることが多いので、有線マイクのコードは非常に長いです。ライブの準備や後片付け、ステージ上での立ち回りの際には、つまづいたり絡まったりしないよう注意しましょう。
コードを踏んでしまうと劣化や断線などのトラブルを招く恐れがあることにも気をつけたいですね。ライブ会場でお客さんがコードを跨ぐ場所では、カバーが設置されていたり、踏まれない位置に固定されていることがよくあります。
また、コードにクセがつきにくい「8の字巻き」と呼ばれる巻き方があり、ライブハウスやスタジオのスタッフさんがよくやっています。音響機材を扱うサークル員はこれを先輩から教わることが多いです。
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